車の一括査定を使うと、「電話がしつこい」と聞くことがあります。
自分も実際に2回使いました。結論から言うと、電話は来ます。登録後すぐに複数社から連絡が来るので、最初はかなり驚きます。
ただ、電話の多くは査定日の調整です。自分の場合は、査定日が決まれば連絡は落ち着きました。
むしろ本当に注意した方がいいと感じたのは、電話の多さよりも、買取金額をはっきり出してくれない業者への対応です。
この記事では、車の一括査定を2回使って感じたこと、1回目に失敗したこと、2回目で改善したことを実体験ベースでまとめます。
この記事は、25万km走ったプリウスを修理するか売るか迷ったあと、一括査定を使ったときの話です。売る判断をした理由から読みたい方は、先にこちらをご覧ください。
→ プリウス 修理か売却か|過走行25万kmで修理見積28万円、整備士が売ることにした理由
この記事で分かること
この記事では、車の一括査定を使う前に気になるポイントを、実体験ベースで整理しています。
- 一括査定に登録すると、実際どれくらい電話が来るのか
- 電話がしつこいと感じるタイミング
- 査定日が決まったあと、電話はどうなったか
- 1社ずつ呼んで失敗した理由
- 複数社を同じ日に呼んだ方がよかった理由
- 金額を出し渋る業者への対応
登録したら1時間以内に5社から連絡が来た
一括査定サイトに登録すると、1時間以内に5社前後から連絡が来ました。これは2回とも同じです。知らない番号から連続で電話が来るので、最初はかなり驚きました。
自分の体感をざっくり整理すると、こんな感じです。
| 項目 | 実際の体感 |
|---|---|
| 連絡が来た時間 | 登録後1時間以内 |
| 連絡が来た業者数 | 5社前後 |
| 電話の目的 | 査定日の調整 |
| 査定日決定後 | 自分の場合は連絡が落ち着いた |
| 査定後の追客 | 2回とも、しつこい追客は受けていない |
ただ、電話の内容はほとんどが査定日の調整でした。売るまで毎日営業電話が続くというより、登録直後に日程調整の連絡が集中する、という感覚です。
自分の場合は、査定日が決まれば連絡は落ち着きました。査定後に「やっぱり売ってください」と何度も電話が来たこともありません。
もちろん、すべての業者が同じとは言い切れません。ただ、少なくとも自分の2回の経験では、電話よりも金額を出し渋る業者への対応の方が気になりました。
最初は一気に電話が来るので驚きますが、目的が「査定日の調整」だと分かれば、少し落ち着いて対応できます。
電話に全部その場で出ようとすると、かなりしんどく感じます。仕事中や移動中に鳴ることもあるので、無理に全部出る必要はありません。
出られないときは、あとで折り返す。対応できる時間にまとめて返す。最初からそう決めておくだけでも、かなり気持ちは楽になります。
一括査定の電話が苦手だから避けたくなる気持ちは分かります。ただ、電話の中身がほとんど査定日時の確認だと分かっていれば、少し構え方は変わります。
ちなみに、最初の1時間で5社でしたが、最終的に連絡が来たのはトータルで7社ほどでした。1回目も2回目も、だいたい同じくらいの数です。
登録直後がピークで、そこから先は少しずつ落ち着いていきます。
電話はいつ止まるのか:査定日が決まった時点で止まった
一番気になるのはここだと思います。
電話はいつまで続くのか。
自分の場合、答えははっきりしています。
査定日が決まった時点で、ピタッと止まりました。
1回目も2回目も同じでした。
業者からの電話の目的は、ほとんどが「査定の日程を決めたい」です。だから、日程さえ決まってしまえば、それ以上かけてくる理由がなくなります。
電話がずっと続くわけやないんやね。査定日を決めるまでの勝負なんや。
逆に言うと、電話に出ずに放置していると、日程が決まらないので電話は続きます。
しんどいのは登録から査定日確定までの間だけ。そう割り切って、早めに日程を決めてしまうのが、自分としては一番楽な対処法でした。
※ここは自分の2回の経験の範囲です。業者や地域によって差はあると思います。
なぜ登録直後に電話が集中するのか
そもそも、なぜ登録した瞬間にあれだけ電話が鳴るのか。
一般的に、車の買取は先にお客さんと接触できた業者が有利と言われています。先に査定の約束を取れれば、他社より先に車を見て、先に金額を提示できるからです。
だから各社とも、登録情報が届いた瞬間に電話をかけてきます。他社より1分でも早く、という競争です。
しつこい嫌がらせではなく、業者側の競争の仕組みでそうなっている。そう理解してからは、自分は少し気が楽になりました。
鳴りやまない電話には理由がある。そして、日程が決まればその競争は終わる。この2つを知っているだけで、心構えがかなり変わると思います。
1回目の失敗:1社ずつ呼んだら余計な手間と嫌な思いをした
1回目は、査定業者を1社ずつ別日に呼びました。これがかなり面倒でした。
日程調整を何度もしないといけませんし、査定のたびに立ち会いも必要です。さらに困ったのが、金額をはっきり出してくれない業者がいたことです。
ある個人経営の店舗では、査定はするものの、具体的な金額を出さないまま「うちに売ってくれ」と言われました。「他社の見積もりがまだ出ていない」と伝えても、「他社より出す」と言われるだけです。
でも、金額が出ていない状態では比較できません。いくらで買い取ってくれるのか分からないまま話を進められると、こちらが判断できなくなります。
このときに感じたのは、「金額が出ていない状態で話を進められると、こちらが判断できない」ということです。車を高く売るために一括査定を使っているのに、買取金額が分からなければ比べようがありません。
2回目の改善:全社を同じ日にまとめて呼んだ
1回目の反省から、2回目は最初から「できるだけ同じ日に来てもらう」と決めて日程調整しました。
これはかなり楽でした。1社ずつ別日に呼ぶより手間が少なく、複数社の買取金額が近いタイミングで出そろうので比較しやすくなります。
業者同士が意識し合うせいか、金額も出やすい印象がありました。もちろん、全社の予定がぴったり合うとは限りません。実際、自分のときも1社は別日になりました。
それでも、できるだけ同じ日にまとめる方が、判断しやすかったです。
1回目と2回目を比べると、違いはかなりはっきりしていました。
| やり方 | よかった点 | 困った点 |
|---|---|---|
| 1社ずつ別日に呼ぶ | 落ち着いて話は聞ける | 日程調整が面倒。比較しにくい。金額を出さない業者に引っ張られやすい |
| 複数社を同じ日に呼ぶ | 金額が同じタイミングで出そろう。比較しやすい | 日程を合わせるのが少し大変。全社そろわない場合もある |
自分には、複数社を同じ日に呼ぶやり方の方が合っていました。比べる基準ができるので、変に流されにくくなります。
登録前にできる工夫:連絡対応できる日に登録する
電話が集中するのは登録直後。これが分かっているなら、対策は登録する日を選ぶことです。
自分は1回目、何も考えずに休日に登録しました。
その結果、電話対応で休みがかなり潰れました。ゆっくりするつもりの日に、知らない番号から立て続けに着信が来る。これはけっこうしんどかったです。
2回目は、連絡対応できる平日に登録しました。
最初から「今日は電話が来る日」と決めてかかっているので、同じ着信数でも気持ちがぜんぜん違いました。
登録ボタンを押す日を選ぶだけで、しんどさが変わるんやなあ。
やることは、登録ボタンを押す日を変えるだけです。お金もかかりません。これから使う人には、一番先に伝えたい工夫です。
断り方:売却先が決まったら電話で伝えたら終わった
もうひとつ気になるのが、断るときだと思います。
売却先が1社に決まったら、他の業者はどう断るのか。
自分の場合は、電話で「他社に売却を決めました」と伝えました。
それで終わりです。
食い下がられたり、嫌な思いをしたりということは、自分の場合はありませんでした。業者側も、売却先が決まった車にかける時間はないので、あっさりしたものです。
ポイントは、はっきり伝えることだと思います。
「まだ迷っていて」のような曖昧な返事をすると、業者側は「まだチャンスがある」と判断して連絡を続けます。決めたなら決めたと言い切る。それが自分にも業者にも一番早いです。
※これも自分の経験の範囲です。対応は業者によって差があると思います。
注意点:金額を出し渋る業者には「金額を知りたい」と明確に伝える
2回目でも、大手の業者1社が「自社への乗り換えを条件に総額で」という話し方をしてきました。
こういう言い方をされると、車そのものの買取金額が分かりにくくなります。条件付きの金額では、他社と単純に比較できません。
一括査定を使う目的は、複数社の買取金額を比べることです。だからこそ、金額を出し渋る業者には、はっきり「まず、この車単体の買取金額を教えてください」と伝えた方がいいです。
遠慮する必要はありません。金額を知るために査定を依頼しているので、買取金額を確認するのは当然のことです。
金額を出し渋られたときは、遠回しに聞くより、目的をはっきり伝えた方がいいです。たとえば、自分なら次のように聞きます。
- 「まず、この車単体の買取金額を教えてください」
- 「条件付きではなく、買取だけの金額を知りたいです」
- 「他社と比較したいので、金額を出してもらえますか」
一括査定は、金額を比べるために使うものです。条件付きの話に流される前に、まず車単体の買取金額を確認しておくと判断しやすくなります。
2回使った結論:ディーラーでは出ない金額が出る
2回使って感じたのは、やはりディーラー下取りだけで判断するのはもったいないということです。
もちろん、すべての車が高く売れるわけではありません。車種や状態、タイミングによって金額は変わります。
それでも、自分の場合はディーラーでは出なかった金額が出ました。過走行車でも、買取業者によって見方が変わることがあります。
だから、修理するか、売るか、下取りに出すかで迷っているなら、一度売値を見ておく意味はあると思っています。
修理か売却か迷っているなら、先に売値だけ確認
下取り0円だった25万kmのプリウス
→ 買取では33万円でした
※広告リンクを含みます。申し込み後は電話連絡があります(対処法は本文のとおり)
電話なしで相場だけ知りたい場合の選択肢
ここまで読んで、「やっぱり電話は嫌だ」という人もいると思います。
調べた範囲では、電話を減らせる方法もいくつかあります。
- メールやチャット中心で連絡できる査定サービスを選ぶ
- オークション形式(窓口が1社だけになるタイプ)のサービスを使う
- 連絡希望の時間帯を申し込み時に指定する
ただ、自分はこれらのサービスを実際には使っていません。だからここでは「そういう選択肢もある」という紹介にとどめます。
自分の考えとしては、電話は査定日を決めるまでの短期戦と割り切れるなら、複数社が競ってくれる一括査定の方が金額は出やすいと思っています。実際、下取り0円の車が33万円になったのは、複数社に競ってもらえたからです。
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一括査定が向いている人・注意した方がいい人
一括査定は、すべての人に向いているわけではありません。2回使ってみて、向いている人と注意した方がいい人は分かれると感じました。
ディーラー下取りだけで決めたくない人や、複数社の金額を比べたい人には向いています。一方で、知らない番号からの電話がかなり苦手な人や、その場で強く言われると断りにくい人は、少し注意した方がいいです。
一括査定が向いている人
- ディーラー下取りだけで決めたくない人
- 少しでも高く売れる可能性を確認したい人
- 複数社の金額を比べてから判断したい人
- 査定日をまとめて調整できる人
一括査定に注意した方がいい人
- 知らない番号からの電話がかなり苦手な人
- その場で強く言われると断りにくい人
- 複数社との日程調整が大きな負担になる人
- 金額を比較せず、すぐに決めてしまいそうな人
自分の場合は、電話の多さよりも、金額を出し渋る業者への対応の方が気になりました。だから、一括査定を使うなら「金額を比較するために使う」と最初から決めておく方がいいと思っています。
まとめ
車の一括査定は、電話が来ます。そこは正直に書いておきます。
自分の場合は、登録後1時間で5社、トータル7社ほどからの連絡でした。
ただ、電話は査定日が決まった時点でピタッと止まりました。ずっと続くものではなく、登録直後から日程確定までの短期戦です。
しんどさを減らすなら、この3つです。
- 連絡対応できる日に登録する
- 電話は日程調整と割り切って、早めに査定日を決める
- 売却先が決まったら、はっきり断る
電話の負担はありますが、その先に、ディーラー下取りでは出ない金額が待っていることがあります。自分は下取り0円が33万円になりました。
数十分の電話対応と数十万円の差。そう考えて、自分は2回とも使ってよかったと思っています。
車の乗り換え自体をまだ迷っている方は、乗り換えタイミングの考え方(元整備士が車検・修理費から解説)から読んでみてください。
修理するか売るかで迷っている方は、25万kmのプリウスを修理せず売却した判断もこちらにまとめています。
車の維持費全体を見直したい方は、車の維持費ロードマップも参考にしてください。


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