日本通信SIMは家族カードで支払いできる?契約者と名義が違っても大丈夫?

家族カードで格安SIMの支払いをまとめる方法|ドコモ時代の手間から解放された話 手続き・支払い管理

結論:家族カードで払える。2年以上エラーなし

日本通信SIMの支払いに、三井住友カードの家族カードを使っています。

妻・長女の2回線に設定して、2年以上引き落としエラーは一度もありません。

「家族カードは名義が違うから使えないのでは?」と心配している方向けに、仕組みと実際の手順をまとめます。

なぜ家族カードが使えるのか

「日本通信SIMは契約者本人名義のカードしか使えない」という情報を見かけることがあります。それを読んで、家族カードが使えるのか不安になる方も多いと思います。

結論から言うと、家族カードは使えます

日本通信SIMのクレジットカード変更画面には、こう書かれています。

申込者の名義と一致していないと本人確認審査に通りません。

つまり求められているのは「カード表面に印字された名義契約者名が一致していること」です。

ここで家族カードの仕組みが関係してきます。

家族カードは、カードを使う本人の名前で発行されます。

たとえば三井住友カードの場合、メインカードは自分名義ですが、妻に発行した家族カードには妻の名前が、長女に発行した家族カードには長女の名前が印字されています。

妻名義の回線に、妻の名前が印字された家族カードを登録する。名義は一致する。エラーにならない。

引き落とし口座が親の口座に集約されるのは「裏側の話」なので、日本通信SIMの支払い審査には関係ありません。

そもそも家族カードとは

家族カードとは、クレジットカードのメイン会員が、配偶者や子どもなど家族のために追加発行するカードです。

ポイントは2つです。

カード表面には、使う本人の名前が印字される。
妻用の家族カードには妻の名前、長女用には長女の名前が入ります。見た目は普通のクレジットカードと変わりません。

引き落としはメイン会員の口座にまとまる。
家族それぞれがカードを使っても、請求は親(メイン会員)の口座から一本化されます。家族のスマホ代をまとめて把握したい場合に便利です。

この「表面は本人名義、引き落としは親口座」という仕組みが、日本通信SIMの名義確認をクリアしつつ支払いを一本化できる理由です。

うちの4回線の構成

実際にこう運用しています。

回線 契約者 支払いカード
自分 ゆう 三井住友カード(メイン)
妻名義 三井住友カード家族カード(妻名義)
長女 長女名義 三井住友カード家族カード(長女名義)
次女 ゆう(未成年のため) 三井住友カード(メイン)

次女の回線は未成年のため親名義で契約しているので、親のカードをそのまま使っています。

長女は就職後に自分のカードへ切り替える予定ですが、それまでは家族カードで払っています。マイページから変更するだけなので、そのときの手続きも難しくありません。

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なぜ全回線を親名義にまとめなかったのか

「全部自分名義で4回線まとめて契約すれば、支払いも一本化できるのでは?」という考え方もあります。

ただ、それには大きなデメリットがあります。

日常の手続きで「契約者本人ではない」という壁にぶつかる

プラン変更・オプション追加・修理依頼。これらすべて、契約者(親)の許可や同行、または委任状が必要になります。

eSIMの発行やプラン変更などのオンライン手続きも、最後の本人確認(eKYC)で契約者情報と一致せず、先に進めないケースが出てきます。

最悪なのがスマホを紛失したとき。回線の緊急停止ですら、本人では即座に行えません。ちょっとした手続きのたびに家族に連絡する手間と精神的なストレスは、想像以上に積み重なります。

乗り換え(MNP)が自由にできなくなる

将来「ahamo や povo に乗り換えたい」と思っても、契約名義が違えばMNPの手続きができません。MNP予約番号の発行も新キャリアでの契約も、すべて契約者本人が行う必要があるからです。

独立するときに名義変更が必要になる

長女が就職して独立するとき、親名義の回線は名義変更の手続きが発生します。格安SIMによっては名義変更に対応しておらず、いったん解約して新規契約しなおすケースもあります。

最初から「契約は本人名義で独立させる、支払いだけ親の口座から出る」という形にしておけば、こういった面倒がまとめて回避できます。

実際の登録手順(マイページから)

日本通信SIMのマイページから「クレジットカード変更」で設定します。

  1. 日本通信SIM マイページにログイン(各自のID・パスワード)
  2. 「クレジットカード変更」を選ぶ
  3. カード番号・有効期限・セキュリティコードを入力
  4. 名義人欄に、そのカードに印字された名前をローマ字で入力
  5. 「変更」をクリック

名義人の入力形式は「TARO YAMADA」のようなローマ字表記です。ドット(.)やハイフン(-)は半角スペースに置き換えて入力します。

各自のスマホからそれぞれがマイページにログインして設定するか、代わりに設定してあげる場合は家族カードを手元に持って入力します。

乗り換え作業の全体的な流れはahamoから日本通信SIMへの乗り換え手順にまとめています。申し込み前にカードを準備しておくと当日スムーズです。

他の格安SIMでも家族カードは使える?

「日本通信SIMだけでなく、他の格安SIMでも家族カード払いはできるのか?」という疑問を持つ方も多いと思います。

主要な格安SIMの対応状況をまとめます。

格安SIM 家族カード払い 確認方法
日本通信SIM ○ 使える カード名義=契約者名が条件
ahamo ○ 使える カード名義=契約者名が条件
楽天モバイル ○ 使える カード名義=契約者名が条件
mineo ○ 使える カード名義=契約者名が条件
IIJmio ○ 使える カード名義=契約者名が条件
povo ○ 使える カード名義=契約者名が条件

どの格安SIMも共通して「カード表面の名義と契約者名が一致していること」が条件です。家族カードはカードを使う本人名義で発行されるため、この条件を満たせます。

ただし各社の規約は変わることがあるので、申し込み前に公式サポートで確認しておくと安心です。

他社への乗り換えを考えている場合の参考に:
ahamoと日本通信SIMを比較した話

家族カード払いのメリット・デメリット

便利な家族カード払いですが、把握しておきたいデメリットもあります。

メリット

ポイントが親のカードに集約される
家族全員のスマホ代が親のカードに合算されるため、ポイントがまとまって貯まります。年間数千〜1万円以上のポイントになることもあります。

支払い明細が一本化できる
家族のスマホ代が親のカード明細にまとまって表示されるため、家計全体の把握がしやすくなります。マネーフォワードMEで支払いを管理している場合も、連携が一本で済みます。

子どもに与信枠がなくても使える
学生や新社会人でクレジットカードを持っていない場合でも、家族カードがあれば格安SIMの契約ができます。

デメリット

親の与信限度額を家族で共有する
メインカードの利用限度額から家族カードの使用分も引かれます。家族全員が使うとすぐ限度額に近づくことがあります。

カードを紛失・不正利用された場合の影響が広がる
家族カードの一枚が不正利用されると、同じ口座から引き落とされる全員の支払いに影響が出る可能性があります。早めに気づいて止めることが大切です。

カード更新・解約時に全回線の変更が必要になる
親のメインカードが更新・解約になった場合、家族全員の支払いカードを一斉に変更する必要があります。カード更新は通常自動的に番号が引き継がれますが、念のため更新後に確認しておくと安心です。

注意点

プラン変更・解約は各契約者本人が行う

支払いをまとめたからといって、親が子の回線を変更することはできません。プラン変更・解約・オプション追加はすべて各契約者本人のIDでログインして操作する必要があります。

「契約は本人管理、支払いだけ親がまとめる」という役割分担をあらかじめ家族で共有しておくとスムーズです。

乗り換え前に家族で話しておいたこともあわせて参考にしてください。

家族カードの発行には時間がかかる

乗り換えのタイミングに合わせるなら、家族カードは早めに申し込んでおくことをおすすめします。

主要カードの目安は以下の通りです。

カード 発行目安
三井住友カード(ナンバーレス) 最短3営業日、手元に届くまで約1週間
楽天カード 申し込みから約1〜2週間
JCBカード 申し込みから約1〜2週間
イオンカード 申し込みから2〜3週間程度
セゾンカード 発行手続きから約1〜2週間

SIMの乗り換え作業当日にカードが手元にないと困るので、少なくとも2週間前には申し込んでおくと安心です。

乗り換え前に準備しておくものの全体リストは申し込み前の準備リストにまとめています。

よくある疑問

Q. デビットカードやPayPayカードは使えますか?

うちでは三井住友カード(クレジットカード)しか試していないので、デビットカードや他社カードについては公式サポートに確認することをおすすめします。日本通信SIMが対応しているカードブランドはVISA・Mastercard・JCB・American Express・Diners Clubです。

Q. 家族カードが届く前に乗り換えてしまったら?

まずメインカードや別のカードで登録しておき、家族カードが届いてからマイページで変更することができます。手順は上記と同じです。

Q. 長女が独立して自分のカードに変更するときはどうする?

長女自身のカードが用意できたら、長女のIDでマイページにログインし、「クレジットカード変更」から新しいカード情報を入力するだけです。特に解約や再契約は不要です。

Q. 家族カードでポイントはどこに貯まりますか?

利用ポイントはメインカード会員(親)に集約されます。家族カード会員には原則ポイントは付与されません。ポイントの使い方はメインカード会員が管理します。

Q. 複数の格安SIMを家族で使い分けている場合は?

それぞれの格安SIMの契約者名に対応した名義の家族カードを使えば問題ありません。たとえば妻がmineoを使っていて夫がメインカード保有者なら、妻名義の家族カードをmineoに登録すれば同じ仕組みで使えます。

まとめ

項目 内容
家族カードは使えるか 使える(カード名義=契約者名なら問題なし)
名義の問題 家族カードは本人名義で発行されるため、名義不一致にならない
うちの運用実績 4回線・2年以上、引き落としエラーなし
未成年の回線 親名義での契約になるため、親のカードを使用
注意点 プラン変更などは各契約者本人の操作が必要
家族カード発行の目安 申し込みから約1〜2週間(カードによる)
他の格安SIMでも使えるか 使える(ahamo・楽天・mineo・IIJmio等も同じ仕組み)

家族のスマホ代をまとめて管理したいけど、将来の独立で面倒な手続きはしたくない。そういう家庭なら「契約は本人名義のまま、支払いだけ家族カードで一本化」はかなりスムーズに運用できます。

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