マネーフォワードMEで固定費を見つける方法|スマホ代の次に見つけた“払いっぱなし”の支出

蛇口から落ちる水のしずく 家計管理

この記事にはプロモーション(広告)を含みます

この記事の結論

  • スマホ代が月6,320円下がったら、ほかの支払いが気になり始めた
  • マネーフォワードMEで明細を並べたら、Tカードの年会費や使っていないサブスクが出てきた
  • 全部やめるのではなく、やめるものと残すものを決める。単身赴任の「削れない支出」も認める

ahamoから日本通信SIMに乗り換えて、家族4台のスマホ代は月11,880円から5,560円になりました。公式の月額料金で計算すると、毎月6,320円、年間75,840円の差です。それで満足するつもりでしたが、一回下がると「他にも無駄あるんちゃうか」と、今度はほかの支払いが気になってきました。

マネーフォワードMEで明細を全部並べてみたら、「これまだ払ってたんか」というものがいくつか出てきました。この記事では、細かい節約が続かない自分が、マネーフォワードMEで固定費をどう見つけたかと、やめたもの・残したものを書きます。単身赴任で増えた生活費の見方も、最後のほうにまとめました。

固定費は、気づかないうちに増えていた

スマホ代を下げようと思ったとき、初めて「毎月いくら払っているか」をちゃんと見ました。それまでは、昔入れたままのアプリ課金、もう見ていない動画や雑誌のサブスク、クラウド容量、セキュリティソフト、家電の延長保証など、なんとなく続いているものがけっこうありました。

月数百円から数千円だと、ひとつだけなら小さく見えます。でも、いくつか重なると意外と効きます。自動で引き落とされるものは、特に気づきにくいです。

気づかず払い続けていたTカードの年会費

最初に気になったのは、車を買ったときにディーラーに勧められて作ったTカードでした。年会費がかかるのに、その後はほとんど使っていません。気づいていなかったわけではなく、「まあいいか」で放置していた支出です。明細に出てきたのを見て、すぐ「これいらんな」と思いました。見えていないと、こういう支出には手をつけられません。

カードを変えたら、明細が1件ずつ見えた

以前はdカードで支払いをまとめていました。ただ、アプリ上では月1回の引き落としが大きな1行で出るだけで、20万円以上が「カード引き落とし」と表示される感じです。これだと、何にいくら使ったのか分かりません。

そこで三井住友カード(NL)に切り替えました。理由は、SBI証券のNISA積立でVポイントが貯まるからです。でも思っていた以上によかったのは、「セブンイレブン -580円」「ENEOS -3,816円」のように、いつ・どこで・いくら使ったかが1件ずつ見えるようになったことでした。これだけで、毎月くり返し出ている支払いを探しやすくなりました。

最初に見るのは、毎月同じ名前で出ているもの

食費や日用品を細かく見る前に、まず探したのは毎月同じように出ているものです。カードの明細に毎月同じ名前が出てくるもの、銀行から同じくらいの金額で引き落とされているもの、年払いで毎年出ているもの。このあたりから見ると分かりやすいです。

  1. 家計簿タブで「通信費」「保険」「住宅」を見る
  2. 2〜3ヶ月分を見比べる
  3. 毎月同じ金額で出ている支出を探す
  4. 明細をタップして「これは何やっけ?」を調べる
  5. 使っていない支出なら、解約や見直しを考える

月に1回、この流れで見るだけで十分です。毎日家計簿をつける必要はありません。

口座を連携したら、気づいていなかった引き落としが見えた

口座を連携する前は、保険料が毎月いくら引き落とされているか、正直よく分かっていませんでした。その口座はネットバンクではなく、残高を見るのはATMに寄ったときくらい。残高が減っているのは分かっても、何にいくら出ているかまでは見えていませんでした。

連携して初めて「保険料ってこんなに出てたんや」と気づきました。Tカードの年会費も、連携するまで払っていることを忘れていました。年に1回だけのものは、更新のタイミングに明細を見ていないと素通りします。

保険は、1990年ごろからがん保険、2005年ごろから医療保険、それとは別に終身保険1,000万円に入っていました。公的な制度を調べたうえで医療保険は解約して、がん保険と終身保険は残しています。その判断は医療保険を解約した理由に書いています。

やめたもの・残したもの

明細を見直して、自分が整理したサブスクや月額の支払いです。

支払いどうしたか金額
ディズニープラス解約(見たいドラマのときだけ1ヶ月再加入して、また解約)年払い13,200円
マイクロソフト365解約(会社のルールで自宅PCで業務に使えなくなった。Google系に移行)年払い14,900円
リベシティ解約(内容は良いが、自分が行動できていなかった)月2,000円
1Password継続(パスワード管理で手放せない)年払い9,750円
Amazonプライム継続年払い5,900円
NHK受信料継続(義務)-
スポーツジム継続(単身赴任先での必要経費)月14,080円

マネーフォワードME自体は、特典で無料のまま有料版を使えています。これがないと明細の全体像が見えにくくなるので、使い続けています。

使っていないものだけでなく、残すものも決める

支払いの整理というと「使っていないサービスを解約する」話になりがちです。でも実際は、残すものを決めることも同じくらい大事でした。必要なものまで無理に削ると、生活がしんどくなります。

たとえばジム代は残しています。今のジムは月14,080円で、正直高いです。それでも、お風呂がスーパー銭湯で365日休みなし、サウナもあるので満足しています。前に通っていた安いジムは、シャワーが1つしかなくて使いにくく、ほとんど行きませんでした。安くても行かなければ、払っているだけの固定費です。

今のジムに通い始めてからは、赴任先の部屋でお風呂を沸かさなくなりました。2か月ごとの水道代は、約8,000〜9,000円から4,700〜4,900円に下がっています。2か月で約3,600円、月にすると約1,800円です。単身赴任中は、仕事が終わって部屋に戻るとそのまま一日が終わりがちですが、ジムに行けば体も動かせます。ジム代だけ見ると固定費ですが、自分にとっては体調を崩さずに単身赴任を続けるための支出です。

単身赴任の生活費は、全部は削れない

「社宅があるから大丈夫」と思っていましたが、社宅費以外の支出が想像より重かったです。赴任先でかかっている主な支出はこうです。

支出月額の目安
社宅の自己負担約8,000円
電気代4,000〜15,000円(冬は跳ね上がる)
ガス・水道約5,000円(冬は高め)
食費25,000〜35,000円
日用品・消耗品3,000〜5,000円
お酒飲みたいときだけ買う
帰省費用(月にならすと)約10,000〜15,000円

※ガス・水道は、2つを合わせた金額です。夏(2026年8・9月)は約3,500円、冬(2026年1月)は約8,000円でした。

これが自宅のローン・光熱費・食費に上乗せになります。合計で月5.5〜8.5万円、年間にすると約66〜100万円。ここにスポーツジム代(月14,080円)は入っていません。この数字をちゃんと見たとき「思ったより重い」と思ったのと同時に、「これを全部削ろうとしていたのか」と気づきました。

疲れて帰ってきてコンビニで済ませる。飲みたいときにビールを1本買う。最初は「また無駄遣いした」と罪悪感がありました。でも、疲れ果てた夜に料理して洗い物まで終わらせるより、早く寝た方が翌日の仕事にはいい。お酒は買いだめせず、飲みたいときだけ買う。帰省費用は1回2〜3万円かかりますが、家族との時間は削れません。削れないものを削ろうとするから、しんどくなっていました。

「今月使える金額」の出し方

  1. 今月の収入を確認する(手当や残業代で変わる月は少なめに見る)
  2. 必ず出ていく支出を引く(自宅の住宅ローンと光熱費、社宅費、赴任先の光熱費、スマホ代、帰省費用の積立)
  3. 残った金額を「今月の予算」にして、食費・日用品・お酒・コンビニはその中でやりくりする

細かく予算を分けなくていいです。月の半ばに今月の支出合計を見て、予算の半分以内なら問題なし。超えそうなら残りの2週間で少し意識するくらいです。

やってみると、「なんとなく多い」の正体が見えました。食費は思ったほど多くなくて、増えていたのは光熱費と、気づかないうちに引き落とされていたサブスクでした。使える金額が分かってからは、コンビニに寄ることへの罪悪感もなくなりました。

帰省費用は、住信SBIネット銀行の目的別口座に「帰省費用」という名前をつけて、毎月25日(給与の振込後)に1〜1.5万円を移しています。名前がついているだけで「ここには手をつけない」と思えるので、帰省のたびに交通費をどこから出すか考えなくてよくなりました。

赴任先の電気代は、関西電力とオクトパスエナジーで1年分を比べてみました。くわしくはオクトパスエナジーは関西電力より安い?単身赴任先の電気代1年分で比べた結果に書いています。

スマホ代の次に見るなら、この順番

1. サブスク・月額サービス

まずは一覧にするだけで十分です。動画、音楽、クラウド、アプリ課金など、毎月出ているものを並べます。使っているかどうかは、そのあと考えれば大丈夫です。

2. 保険

入っている内容と公的制度を見比べます。重なっているものがないか、今の貯蓄で対応できるものがないか。それを見るだけでも、整理のきっかけになります。

3. 光回線・通信費

スマホを格安SIMに変えると、キャリアのセット割に縛られにくくなるので、次に光回線を見るのは自然な流れです。eo光だったころの、ある月のわが家の通信費はこうでした。

支出金額
eo光(オプテージ)5,931円
日本通信SIM(複数台)1,393円 × 複数台
通信費合計約11,700円

「通信費が高い」と分かっても、光回線とスマホ代のどちらが高いのか分からないと動けません。明細をタップして分けて見るだけで、どこから動けばいいかが見えました。光回線は、eo光からマネーフォワード光(中身はNURO光)に乗り換えた記録も書いています。

4. クレカの年会費

年会費を払っているカードは、実際に使っているサービスと見合っているかを確認します。なんとなく持っているだけなら、見直しの候補です。

マネーフォワードMEは無料版からで大丈夫?

毎月の支払いを探すだけなら、まず無料版からでいいと思います。記事を書いた時点では、無料版で連携できるのは4件まで、データは過去1年分です。家族の家計を見ると4件では足りないこともあるので、メイン銀行、メインのクレジットカード、よく使うサブ口座、固定費の支払いに使っているカードなどに絞ると分かりやすいです。固定費を一気に洗い出したいなら、短い間だけプレミアムサービスにして全体を見るのもひとつの手です。違いはマネーフォワードME無料版とプレミアムサービスの違いにまとめています。

まとめ

スマホ代を下げたあと、次に何を見ればいいか迷ったら、まずは毎月くり返し出ているものを探すところからで大丈夫です。カードの明細が1件ずつ見えているか確認して、毎月同じように出ているものを並べる。保険や月額サービスは、残すものと見直すものに分ける。

見つけたものを全部やめる必要はありません。自分が最初に実感したのは、節約をがんばる気合いではなく、毎月出ていくお金が見えるようになったことでした。見えるようになったら、選べるようになります。

※料金や機能は変わることがあります。最新の内容は公式サイトで確認してください。

次に読むならこちら

コメント

タイトルとURLをコピーしました