先に結論
ahamoから日本通信SIMに乗り換えて、家族4台のスマホ代が月1万円以上下がりました。
それで満足するつもりでした。でも、一回下がると今度は他の支払いが気になってくるんですよね。
マネーフォワードMEで明細を全部並べてみたら、「これまだ払ってたんか」というものがいくつか出てきました。
年払いで忘れていたもの、使わなくなったのに惰性で続けていたもの。
気づかないうちに、固定費はじわじわ増えていました。
この記事では、細かい節約が続かない自分が、マネーフォワードMEで見つけた固定費と、実際にやめたもの・残したものをまとめます。
固定費は、気づかないうちに増えていた
スマホ代を下げようと思ったとき、初めて「毎月いくら払っているか」をちゃんと見ました。
それまでは、なんとなく続いているものがけっこうありました。
例えば、昔入れたままのアプリ課金、もう見ていない動画や雑誌のサブスク、クラウド容量、セキュリティソフト、家電の延長保証、年に数回しか使わないサービスなどです。
「これ、まだ払ってたんか」と感じるようなものが、意外と潜んでいました。
月数百円から数千円くらいだと、ひとつだけなら小さく見えます。けれど、いくつか重なると意外と効きます。
しかも、自動で引き落とされるものは気づきにくいです。
固定費というと、家賃や住宅ローンみたいな大きいものを思い浮かべます。でも実際に見てみると、小さな月額サービスや年払いのものも、家計にはじわっと効いていました。
気づかず払い続けていたTカードの年会費
支出を見始めて、最初に気になったのがクレジットカードの明細でした。
車を買ったときに作ったTカードです。ディーラーに勧められて作りました。
年会費がかかるカードでしたが、その後はほとんど使っていませんでした。でも、年会費は毎年引き落とされていました。
気づいていなかったわけじゃありません。ただ、「まあいいか」で放置していた支出です。
見えるようにしたら、すぐ思いました。
「これいらんな」
数千円でも、使っていないものに毎年払っているなら、やっぱりもったいないです。こういう支出は、見えていないと手をつけられません。明細に出てきて、やっと止める気になります。
カードを変えたら、明細が1件ずつ見えた
マネーフォワード MEを使う前に、まずカードの問題がありました。
以前はdカードで支払いをまとめていました。
ただ、アプリ上では月1回の引き落としが大きな1行で出るだけでした。20万円以上が「カード引き落とし」として表示される感じです。
これだと、何にいくら使ったのか分かりません。
そこで三井住友カード(NL)に切り替えました。理由は、SBI証券のNISA積立でVポイントが貯まるからです。
ただ、思っていた以上によかったのは、明細が1件ずつ見えるようになったことでした。
「セブンイレブン -580円」
「ENEOS -3,816円」
こんなふうに、いつ・どこで・いくら使ったかが見えるようになりました。
これだけで、毎月くり返し出ている支払いを探しやすくなりました。
最初に見るのは、毎月同じ名前で出ているもの
食費や日用品を細かく見る前に、まず探したのは毎月同じように出ているものです。
- クレジットカードの明細に毎月同じ名前が出てくるもの
- 銀行から同じくらいの金額で引き落とされているもの
- サービス名がそのまま表示されているもの
- 年払いで毎年出ているもの
このあたりから見ると分かりやすいです。
食費を削ろうとすると、毎日のことなのでけっこうしんどいです。まずは自動で落ちているものを見た方が、うちには合っていました。
マネーフォワード MEは、口座やカードをまとめて見られるので、バラバラだった支払いを探しやすくなります。
まず一覧にするだけでいいです。やめるかどうかは、そのあと考えれば十分です。
保険料が、毎月の支払いとして目に入った
明細を見ていくと、保険関係の支払いが目に入りました。
自分の場合、かなり前から保険には入っています。
1990年ごろから、がん保険。
2005年ごろから、医療保険。
それとは別に、死亡保障として終身保険1,000万円もあります。
保険は一度入ると、そのまま何年も払い続けることが多いです。毎月や毎年の支払いとしては見えていても、中身まで確認する機会はあまりありませんでした。
そこで改めて、公的な健康保険や高額療養費制度について調べました。
高額療養費制度は、保険適用される医療費の自己負担が高額になったとき、一定の上限を超えた分が払い戻される制度です。
ただし、差額ベッド代、先進医療、自由診療などは対象外になります。
なので、医療保険が誰にとっても不要という話ではありません。保険を全部否定したいわけでもありません。
もちろん、家族構成や貯蓄額、働き方によって必要な備えは変わります。
自分の場合は、貯蓄である程度カバーできること、公的制度もあること、そして保険料がずっと続く支払いになっていることを考えて、医療保険は解約しました。
一方で、終身保険1,000万円はかなり悩みました。これは今も継続しています。
何でもかんでもやめるのが目的ではありません。見えるようになったことで、「これは残す」「これは見直す」と分けやすくなりました。
口座を連携したら、気づいていなかった引き落としが見えた
マネーフォワードMEで口座を連携する前は、保険料が毎月いくら引き落とされているか、正直よく分かっていませんでした。
その口座はネットバンクではなく、残高を確認するのはATMに寄ったときくらいでした。
口座の残高が減っているのは分かる。
でも、何にいくら出ているかまでは見えていませんでした。
連携して初めて、「保険料ってこんなに出てたんや」と気づきました。
Tカードの年会費も、連携するまで払っていることを忘れていました。
年に1回だけ引き落とされるものは、特に気づきにくいです。
年払いのサブスクと同じで、更新のタイミングに明細を見ていないと素通りします。
口座もカードも、連携して並べて初めて「全部でいくら出ているか」が見えました。
やめたもの・残したもの・一度やめてまた入ったもの
実際にマネーフォワードMEで明細を見直して、自分が整理したサブスクを書いておきます。
解約したもの
ディズニープラス(年払い13,200円)は解約しました。
ただ後日、見たいドラマがディズニープラス独占配信だったので、1ヶ月だけ再加入して、見終わったらまた解約しました。
「年払いで持ち続けるほどではない」という判断です。
マイクロソフト365(年払い14,900円)は、会社のセキュリティルールが変わって、自宅のPCでは業務に使えなくなったので解約しました。
必要な作業はGoogle系に移行しました。
リベシティ(月2,000円)は、内容は良いと思っていました。
ためになる情報もあります。
ただ、自分が行動できていませんでした。
「良いとは分かっているけど、動けていない」状態が続いたので、もったいないと思いながら解約しました。
お金を払い続けるより、一度整理する方がいいと判断しました。
残したもの
1Password(年払い9,750円)は、パスワード管理として手放せないので継続しています。
Amazonプライム(年払い5,900円)も継続しています。
NHK受信料は義務なので継続しています。
スポーツジム(月約1万円)は、単身赴任先での必要経費として継続しています。
削れるものと、削らないものを分けると、残すものへの納得感が出ます。
マネーフォワードME自体は使い続けています
マネーフォワードME自体は、特典で無料のまま有料版を使えています。
使い続けているのは、これがないと明細の全体像が見えにくくなるからです。
使っていないものだけでなく、残すものも決める
毎月の支払いを整理するというと、「使っていないサービスを解約する」という話になりがちです。
もちろん、それも必要です。
でも実際には、残すものを決めることも同じくらい大事だと感じました。
使っているものは残していい。必要なものまで無理に削ると、生活がしんどくなります。
大事なのは、何に毎月払っているかを分かっていることです。
分かっていれば、残すかどうかを選べます。分かっていないと、払い続けていることにすら気づけません。
たとえば自分は、ジム代を残しています。
単身赴任中は、仕事が終わって部屋に戻ると、そのまま何もせずに一日が終わりがちです。ジムに行けば、少しでも体を動かせます。風呂やサウナも使えます。部屋で湯船を張る回数が減るので、ガス代や水道代の負担も少し下がりました。
ジム代だけを見ると、固定費です。でも、自分の場合は、体調を崩さず単身赴任生活を続けるための支出でもあります。だから残しています。
全部削ろうとしなくていい。何に払っているかを把握できている状態が、まず大事です。
スマホ代の次に見るなら、この順番
1. サブスク・月額サービス
まずは一覧にするだけで十分です。
動画、音楽、クラウド、アプリ課金など、毎月出ているものを見ます。使っているかどうかは、そのあと考えればOKです。
2. 保険
加入している内容と、公的制度を見比べます。
重なっているものがないか、今の貯蓄で対応できるものがないか。それを見るだけでも、整理のきっかけになります。
3. 光回線・通信費
スマホ代を格安SIMに変えると、キャリアのセット割に縛られにくくなります。
そのため、次に見るものとして光回線は自然な候補です。
昔の契約のままになっていないか、一度確認してみてください。
ある月のわが家の通信費は、約11,700円でした。内訳はこうです。
| 支出 | 金額 |
|---|---|
| eo光(オプテージ) | 5,931円 |
| 日本通信SIM(複数台) | 1,393円 × 複数台 |
| 通信費合計 | 約11,700円 |
「通信費が高い」と分かっても、光回線が高いのか、スマホ代が高いのかが分からないと動けません。明細をタップして、「これは光回線」「これはスマホ代」と分けて見る。それだけで、どこから動けばいいかが見えやすくなりました。
光回線の見直しでは、eo光からマネーフォワード光へ乗り換え途中の記録も書いています。スマホ代の次に光回線を見直した話はこちらです。
4. クレカの年会費
年会費を払っているカードは、実際に使っているサービスと見合っているか確認します。
なんとなく持っているだけなら、候補に入ります。
見つけても、すぐ全部やめなくていい
見つけたものを全部やめる必要はありません。
使っているものは残していいです。
まずは、何に毎月払っているかを把握している状態にすること。自分が最初に実感したのは、節約をがんばる気合いが出たことではありません。
毎月出ていくお金が見えるようになったこと。
まずはそれだけで十分でした。
固定費を探す手順はシンプル
やることはシンプルです。
| 手順 | やること |
|---|---|
| 1 | 家計簿タブで「通信費」「保険」「住宅」を見る |
| 2 | 2〜3ヶ月分を見比べる |
| 3 | 毎月同じ金額で出ている支出を探す |
| 4 | 明細をタップして「これは何やっけ?」を調べる |
| 5 | 使っていない支出なら解約・見直しを考える |
月に1回、この流れで見るだけで十分です。毎日家計簿をつける必要はありません。
見直した固定費の効果
自分が実際に見直した固定費の効果はこうです。
| 固定費 | 効果 |
|---|---|
| スマホ代 | 月約10,000円減 |
| 光回線 | 月約6,000円減 |
| 医療保険 | 年約46,000円減 |
固定費が下がると、疲れた日にコンビニを使っても、「まあいいか」と思える余裕ができます。毎日削るためではなく、必要な支出を認めるための余裕を作ること。それが、自分には合った家計管理でした。
まとめ
スマホ代を下げたあと、次に何を見ればいいか迷う人は多いと思います。
まずは、毎月くり返し出ているものを探す。そこからで大丈夫です。
- カードの明細が1件ずつ見えているか確認する
- 毎月同じように出ているものをリストアップする
- 保険や月額サービスは、残すものと見直すものを分ける
- 全部やめる必要はない
- 把握できている状態を作ることが目的
スマホ代から順番に見直したい方へ
固定費の見直しを順番に進めたい方は、ロードマップページにまとめています。
見えるようになったら、選べるようになりました。最初は把握するだけで十分です。
家計簿が苦手でも続けられた理由は、こちらの記事で詳しく書いています。
補足:マネーフォワード MEは無料版から始めて大丈夫か
毎月の支払いを探す目的であれば、まず無料版からでいいと思います。
記事作成時点では、無料版で連携できる口座は4件まで、データは過去1年分が見られます。
家族の家計を見る場合、4件では足りないこともあります。
無料版で始めるなら、まずは「メイン銀行」「メインのクレジットカード」「よく使うサブ口座」「サブスクや固定費の支払いに使っているカード」などに絞ると分かりやすいです。
もし固定費を一気に洗い出したい場合は、短期間だけプレミアムサービスにして全体を見てみるのもひとつの手です。
まずは無料で試してみて、足りないと感じたら検討するくらいの温度感で十分だと思います。
※料金や機能は変更される可能性があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。


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